2016.09.30 PINOA ICCHIO -踊るアトム- =TAKESHI=

BUCK-TICKの新しいアルバム「アトム未来派No.9」が発売になりました。

今回、僕も1曲マニピュレーターというかトラック制作で参加させてもらいました。
「PINOA ICCHIO -踊るアトム-」という曲です。

今井くんが作った曲に、僕がシンセやら打ち込みのビートやらを入れてアレンジさせてもらった感じです。
自分が曲を作るのではなくて、既存の曲に打ち込みなどでアレンジする事はあまり多くはなく、
マキシマムザホルモンや椎名林檎さんの作品以来ですね。
お互いにかなり信頼感が無いと成立しない作業なので、僕としても特別な作業になります。

そんな訳で、今回の今井くんとの作業でも遠慮なく自分を出させてもらいました。
バクチクと僕のコラボもぜひ楽しんでください。

しかしこの曲のタイトル、なんて発音するのが正しいんだろうか・・・?


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2016.08.30 ユナイテッドとモウリーニョ  =TAKESHI=

プレミアリーグ16-17シーズンが始まりました。
今年は”スペシャルワン”こと名将モウリーニョがユナイテッドにやって来たので期待は大きいです。

サー・アレックス・ファーガソンの引退が決まった時から次期監督の話があったけど、
ユナイテッドのレジェンドのサー・ボビー・チャールトンの反対等があって叶わなかったとの噂。
サー・アレックスはモウリーニョをずっと推していたとの話もよく聞きます。
そんな事があって古巣のチェルシーへ復帰した時は「自分には青い血が流れている」と言っていたモウリーニョ。
今は赤い血が流れている事を願います。

しかし、モウリーニョが来てズラタンやポグバなどビッグネームが簡単にやって来たので、やっぱり監督の名前って重要。
ポグバに至っては、元ユナイテッドで一悶着あって移籍金0で出て行って、最高額で買い戻す形で帰って来たので
活躍しない訳にはいかないでしょう。

始まった数試合を見る限りは、とても楽しみなモウリーニョユナイテッド。

彼がどんなレッドデビルズを作りあげるのか、とても楽しみです。

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2016.08.03 投票は難しい  =TAKESHI=


本格的な夏が始まりました。

道端では多くの人がスマホ片手に何やらやっています。
ポケモンですね。
僕はポケモンやらないのでよくは分からないのですが、多くの人が楽しそうに何かやってるのを見てるだけで
楽しい気分になります。

そんな2016夏は参議院選、都知事選と選挙から始まりました。
納得いく人も、納得いかない人も色々でしょうが結果は結果、受け入れるのが選挙。
それも民主主義なんですね。
民主主義って自分の思い通りにならなくて、自分の理想とは違うものを受け入れるって事でもあるので大変です。
チャーチルの「民主主義は最悪の政治、今までの民主主義以外の全ての政治体制を除いて」の気分。
ヒトラーも選挙で選ばれたので、民主主義はとても難しく危険を含んでいる事は間違いないのでしょう。

選挙の度に思うけれど、投票は本当に難しい。
僕も毎回悩むし、「消去法で仕方なく」の時も少なくありません。
それでも投票だけはしようと思っています。
以前僕がポリタスという政治情報メディアに寄稿した「レジスタンスな日曜日」の気分です。

世界では頻繁に暴力が起きていて、ISISに関係するものだけでも連続しています。
それは簡単には止まる事がなく、もっと広がって行く様にも見えます。
日本ではまだそこまでの危険は感じないけれど、暴力が日常の世界もあるんですよね。

僕らは誰もが平和で安全に暮らせる世界を作る責任があります。
世界中のどこの道端でもポケモンやって楽しめる様にしなくてはいけないんです。

今僕らがやれる唯一の形「最悪なシステムの民主主義」を少しでも良い方向に進めて平和な未来を作る為に。
また次回も、難しく悩ましく納得いかない結果ばかりの選挙をするのです。

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2016.06.20 BATTLEFIELD  =TAKESHI=

「BATTLEFIELD TvsZ」のMVが公開になりました。
新しいアルバム「#5」の中でも、ちょっと変わったスタイルの「BATTLEFIELD」という曲。
アルバムの中では金子ノブアキバージョンの「vs NK」とザックスバージョンの「vs Z」が収録されています。

もともとはライブの中でのお遊びの時間というか、セッションする様な時間が欲しくて考えたアイデアでした。
そんな始まりだったのでライブで演奏するだけで音源にする事までは考えてなかったのですが、SETAGAYA TOURで
初披露して以来、とても評判が良く音源にしてほしいと言われたので、アルバムに収録する事にしました。
その判断は正解でしたね。


僕がサンプラー等を使ってビートを操作して生ドラムとセッションする事が出来たら面白いな、と思ったことから
この曲は始まりました。
あっくんやザックスが叩き出すドラムは強力なので、そこは全く問題がない。
それに負けないビートをいかに僕がリアルタイムでプレイできるか?が一番の課題でしたが、ableton LIVEを使う事に
答えをみつけました。
いくつかのインタビューでも答えたのだけれど、この方向の可能性はまだまだありそうなので、僕なりの追求をしたいと
思っています。

この曲の面白さは、僕とのバトル以外に「2人のドラマーの違い」にもあります。
あっくんもザックスも、ほぼドラムソロ状態の曲なので、それぞれの特徴がとてもよく出てていて面白い。
AAの曲を演奏しているだけでも2人の特徴、違いは分かると思いますが、この曲はその特徴をよりハッキリと表す事が
出来ています。
僕らがたまに遊びでセッションする時の2人の違いは正にこの感じ。
それを皆にも披露できて大満足です。
本当にどちらも素晴らしいドラマーですよね。

この素晴らしい才能を持つ2人のドラマーと音を鳴らしてる僕は、とても恵まれた幸せなミュージシャンです。


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2016.06.13 TOUR #5 終了  =TAKESHI=

AA=の最新アルバム『#5』を引っさげてのアルバムツアー『TOUR #5』が無事に終了しました。
いつもながらの東名阪に仙台を加えた短いツアーだけど、充実したツアーでした。

#5は、ほぼ自分1人で仕上げたアルバムなので、その曲達がライブにおいて、どんどん「バンドの音」として変化していくのが
面白い感覚でした。
メンバーと会場の皆との間にある熱で、曲達が「バンドのAA=の音」として出来上がって行くのはアルバムツアーならではの
感覚です。
楽しかった。

どの会場も皆のパワーがすごくて「あぁ、やっぱライブはすごいな」と演者側ながら感じました。
集まってくれた皆と、とても濃く濃密なAA=の時間を作れた事は幸せでした。
とくに仙台、名古屋、大阪ではコラボ曲3曲もAA=メンバーだけの #5Ver で再現したので、よりAA=が濃い空間だったと
思います。

そして全てのゲストが総動員してくれたファイナルの東京は、お祭り状態のスペシャルな夜になりました。
自分が一番楽しんでしまった、と思う1日でした。
コラボという形で音を作り、それをライブという形で再現した事は初めての経験で本当に楽しんでしまいました。

ゲストに来てくれたケンジ、マサト、コイエ、J.M.、彼らに感謝です。
もちろんAA=メンバー、スタッフにも。
そして#5のもろもろ全てに関わってくれた#5のキーマン、イラストレーターのシチゴロさんにも感謝します。
そしてなによりも各地に集まってくれて、一緒に大騒ぎしてくれた皆に最大限のありがとう!です。

上田剛士はこれからもどんどん突き進んで行くので、よろしくお願いします!

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2016.06.02 SCHAFT DVD&新音源  =TAKESHI=


AA=のアルバム #5発売&TOUR #5真っ最中で盛り上がっている中、SCHAFTのDVDとライブのみで演奏していた曲の
音源が発売されました。
すでに完全にAA=モードに入っているので、ずいぶん前の事なような気がしました。

なかなか濃い2016年前半戦って事ですね。(笑)


SCHAFTでの時間は長い期間ではなかったのだけれど、演る度にどんどんバンドとして出来上がっていく感覚を味わえた
充実した時間でした。
その集大成と言えるEXシアターでのライブがパッケージ化されているので、あの時間を共有した人はかなり楽しめるのでは
と思います。
また短い期間だった為に「見逃した!」って人もいると思うので、このDVDで「2016年のSCHAFT」を味わってみてください。

新曲の方はライブのみで演奏されていた曲。
ライブのリハが始まってから突然新曲をやると言われて「え?」となりながらライブ用に完成させた曲が、
ライブ後に改めてスタジオ音源化されたものです。
ライブバージョンとは少しアレンジが加わってアップデートされているので、こちらもDVDでのライブバージョンの音と
聞き比べたりして楽しんでください。

「SCHAFTと共に始まった2016年」の前半を振り返る、このDVD&音源を楽しんでください。

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2016.05.21 #5  =TAKESHI=


AA=として通算5枚目のアルバムとなる『#5』が発売になりました。

今回のアルバムは、0.8秒と衝撃のJ.M.、Dragon Ashのkj、そしてcoldrainのMasatoとCrossfaithのKoieとの
コラボ3部作から続いて作り上げた、2016年版最新のAA=のサウンドです。

すでにたくさんの人に聴いてもらえて、多くの人から攻撃的!激しい!との感想をもらえています。
そう、上田剛士はまだまだ攻めるのです。

今回は特に録音~ミックスまでの多くを僕1人で仕上げたので、そういう意味でも「上田剛士が濃い」アルバムに
なっているかなと思います。

2016年という難しく、ひょっとしたら時代の転換期にあるのでは?と思うほど危うさを感じる現在、
僕が選んだ音はこの音達でした。

そしてジャケットはポストミライから続くシチゴロさんのイラストで、このシリーズのクライマックスが描かれています。
ブックレットもかなり凄い事になっているのでそちらも楽しんで下さい。

明日から始まるTOUR #5で、この音達と皆で一緒にぶち上がりましょう!


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2016.05.09 Such a beautiful plastic world!!!  =TAKESHI=

「Such a beautiful plastic world !!!」のMVが公開になりました。

僕なりの『今の混沌とした世界への「正義」に対する疑問の投げかけ』を主題とした新しいアルバム『#5』。
その中でも、最も混沌を表した曲がリード曲としてMVになりました。

この曲は配信シングルから続いたシチゴロさんの絵を使って、一連の流れの終着点を作りたいという思いから始まりました。
つまり絵が元になって作った曲です。

僕がシチゴロさんの絵から感じるイメージ、その絵の主人公から感じる感情は複雑で、悲しみ、喜び、憂い、怒り、そして無。
それらのどれでもあり、どれでもない感情みたいなものを感じます。
そのイメージと僕のAA=としての活動のテーマがリンクして、この曲、このMVが生まれました。

最近の僕の制作の方法の一つとして、何かイメージ出来る主題(絵や映像など)から曲を作る方法があるのだけれど、
まさにその方法で作り上げた曲です。
それは何からでも出来る訳ではなく、僕がそこから何らかの影響を受けイメージできなくては作れないので、
その主題が好きである事は重要なのです。

そしてモード学園のCM以来シチゴロさんのファンになった僕が、単純にシチゴロさんと、とことんまで作りあげたかったのです。
この一連の流れの到達点が、この素晴らしいMVになって最高の気分です。


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2016.03.21 FREE THE MONSTER  =TAKESHI=

AA=のコラボ曲、第三弾『FREE THE MONSTER』の配信が始まりました。
今回はcoldrainのMasatoとCrossfaithのKoieと激しい音を鳴らしています。
もちろん、もう聴いてくれましたよね?

世界を舞台に戦う若き男達と今、一緒に音を出せたのは最高な気分でした。

Masatoと初めて会ったのはTOUR#2の時。
その時すでに「世界」を意識した考えを表していたMasato。
それから数年、彼らcoldrainはしっかりと世界で戦っています。

MasatoにはAA=AiDの時に「Were not alone」に参加してもらったので、すばらしく良い歌を歌う男だと知っていました。
今回のレコーディングでも最高のテイクを録らせてくれました。
Masatoの歌もシャウトもとても好きなので、この曲を任せる相手としてピッタリでした。

Koieとは彼らのライブにAA=をゲストに呼んでもらった事が初対面でした。
すでにCrossfithの噂は耳にしていたので、彼らに会う事を楽しみにしていました。
そこで見たライブは世界で戦う彼らのエネルギーに満ちたライブでした。

レコーディングでのKoieも、ライブで見たそのままのエネルギーの塊みたいな男でした。
圧倒的な声でサウンドを支配するKoieの存在感もまた特別でした。

この最高な男2人と音を鳴らせた事は、とても刺激的でした。
おかげでAA=史上、最も激しい部類に入るサウンドのFREE THE MONSTERが生まれました。

皆もこの音を聴いて、自分の中に潜む最高なエネルギー(モンスター)を開放してください。

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2016.03.01 近況160301  =TAKESHI=

いつの間にか2月も終わってしまいました。
今年に入ってからも相変わらず時間に追われた日々を送っています。

近況としては、、、まぁアレですね、例のヤツの制作に追われています。
ツアーのタイトルにあの数字が入ってしまっているので待った無しの状況です(笑)
お楽しみに。


そして世間に起きてる事で気になる事と言えば。
色々あるけれど、アメリカ大統領予備選は外せないですね。
ドナルド・トランプがここまで勝ってくるとは数か月前には誰も思っていなかったけど、
とうとうスーパーチューズデーまで来てしまいました。
ここでも勝ったら共和党候補が現実味を帯びて来てしまいます。

彼がアメリカ大統領になる事は無いと確信していますが、共和党の代表になるだけでも
今の世界の深刻な状態を表していると思います。
アメリカの保守層の良心に期待します。

寒い2月も終わり、少しずつ春を感じる季節がやって来ます。
新しい音と共に新しいAA=のページが開かれるまで、もう少しお待ちください。


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